自炊を続けれる”手抜きのコツ”

自粛の為、外食が出来なくなりお家でストレスを抱えている人は、多いんじゃないでしょうか?

こんな時だからこそ新しいことにチャレンジする良い機会ですね。

食べたいものを美味しく食べれる幸せは、良い気晴らしにもなりますし、苦手な事を克服するとチャンスです。

一人暮らしの方なら、一度は「自炊」について考えたことがあると思います。

自炊を始めれば、健康的な食生活や外食、買い食いを辞めることによって生まれる経済的余裕、さらには”料理ができる”という肩書きまで手に入れることが出来る。

しかし、自炊において大切なことは、「自炊を始める」ことではなく、「自炊を続ける」こと。

この記事では、自炊を5年以上続けている私が「自炊を続けるコツ」をまとめて紹介したいと思います。

「続けられる自炊」を始めるために心に刻みたいこと

自炊を続けるコツその1:健康を考える

外食しがちな方は、外食に対する考え方を今一度考えてみるべきだと思います。

そもそも食事とはなんなのか?

食事とは、お腹が空いたから食べる、というだけのシンプルな行為ではありません。

当たり前ですが、人間は身体を作るために必要な栄養のほとんどを食事で摂取しています。

つまり、飲んだ物や食べた物はダイレクトに健康に影響を及ぼすのです。

それなら、毎日コンビニ弁当の人はどうなるのでしょう?

コンビニの弁当やおにぎりには、防腐剤や保存料がふんだんに使われています。味を一定に保つために色んな調味料も使われています。何の肉かもわからないものが入っています。

いや、美味しいんですけどね、毎日食べてたらどうなるのやら。

飲食店の食事はどうでしょう。

飲食店で出される食事の大半は、我々の健康までは気にしてはくれていません。

お客は、料理を作る面倒な時間と味、あるいは場の雰囲気を、高いお金を払って買っているんです。しかし、そのレストランで使われてる食材や調味料、油など、それらは100%安全でしょうか?

このようなフィルターを通すことによって、必要以上に外食をすることが減りましたし、口にする物に多少気を使うようになりました。

もちろん、野菜だって農薬だのなんだの、肉だって賞味期限がどうのって必ずしも安全なわけではないですが、スタート地点から自分で選べる分、ただただ出された物を食べるよりはずっとマシではないでしょうか。

金銭的な部分ではなく、健康面を考えて、外食を控える。

これが、私の自炊へのモチベーションの一つです。

自炊を続けるコツその2:自炊は「作業」と割り切る

そして一人暮らしを始めた時に、「今日から毎日自炊をするぞ!」と意気込んだものの、続かなかった、という経験のある人も多いと思います。

その理由は、とにかく「面倒臭いから」。そして「レシピのレパートリーが少なく、飽きてしまうから」。

「続かない自炊」「続けられる自炊」の間には、どんな違いがあるのだろうか?「続けられる自炊」の心構えを教えます。

私は普段、夜まで仕事をして帰宅してから料理を始めます。

料理は基本的に面倒臭いものなので、普段から「料理上手になりたい」とか「一汁三菜でバランス良く」などの向上心を持ってしまうと、さらに面倒になると思います。

シンプルに「そこそこ手軽で安く、今日食べるものを作る作業」くらいの気持ちでやった方が続くと思います。

料理上手になりたい、などの向上心は時間のある週末などに凝った料理にチャレンジして満たせば良いんじゃないでしょうか。とにかく、上手に手を抜くことが大切です。

毎日料理をしなくても自炊は続けられる

自炊をしていない人は、「毎日料理するのはつらい」と考えがちですが、毎日料理を作らなくても自炊は続けられます。極端な節約を目的としている場合は別ですが、一度に多めに料理を作っておいて、次の日は残り物と買ってきたお惣菜や冷凍食品、などでも全然自炊は成立します。

外食や買い食いに関しても厳しくなりすぎず、週に4日も自炊できれば良いと思います。

献立も毎日考える必要は全くありません。自分ひとりが食べるものなので、冷蔵庫にあるものを適当にチンするだけでも、なんとかなります。美味しさは料理を続けるうちにあとから考えれば良いと思います。

「続けられる自炊」のための実践テクニック

自炊を続けるための心構えは、とにかく硬派。自炊は娯楽でもなければ、モテるためのスキルでもない。

単純に、「毎日食べていくための行動」だと考えることが「続けられる自炊」のためには重要なのかも。

自炊を続けるためには、もちろん心構えだけではなく、それなりにテクニックも必要です。

自炊を続けるコツその3:めんつゆ・ニンニク・味覇があればなんとかなる

「続けられる自炊」のために心に刻みたいこと。実践者が語る”手抜き”のコツ7

初心者でも和洋中の味付けさえ覚えれば、自炊はなんとかなります。

たとえば同じ豚肉やもやしでも、めんつゆで和風の味付け、ニンニクとオリーブオイルで洋風の味付け、味覇で中華風の味付けでは全く別物の料理です。

生のにんにくは香りが良いけどカビが生えやすいので、初心者が使うならビンに入っている刻みにんにくが良いと思います。私が使っている刻みにんにくは味がついてるので便利です。忙しい時にトマト缶・ツナ缶と混ぜて即席のトマトソースを作ることもあります。

自炊を続けるコツその4:カレーを愛せ

もしカレーが大好きなら、自炊を続けていくためのハードルはかなり下がります。カレーはあまりにも汎用性が高いからです。

まず大量のポトフを作って食べ、残ったポトフにカレールーを溶かしてカレーにし、その後は小分けにしてカレーうどんやカレーラーメン、チーズカレートーストなどに活用できます。

カレーを愛することは自炊生活において重要です。

自炊を続けるコツその5:「作れそうなもの」を選ぶ

初心者は「食べたいもの」のレシピを選んでしまいがちですが、それよりも「作れそうなもの」のレシピを選ぶべき。

料理に時間や手間がかかるほど、自炊することにうんざりしてしまいます。

シンプル・時短を念頭においてレシピを探しましょう。

「作れそうなもの」とは、調理が簡単という意味もありますが、「冷蔵庫にある食材で作れそうなもの」という意味でも大切です。私もいま冷蔵庫にある食材からレシピを検索するようにしています。

自炊を続けるコツその6:「面倒臭い時」用のセットを冷凍庫に確保しておく

お惣菜を買いに行くのも面倒に感じる時のために、簡単に食べられるものを冷凍庫にストックしておくのをオススメします。

冷凍うどんと冷凍の牛丼の具で肉うどんを作って食べるなど。

最高潮に面倒臭い時でも簡単に作れるし、大好物な物は疲れている時に食べると元気が出ます。

豚肉とほうれん草と油揚げは普通に料理をする時にも役立ちますが、本当に疲れている時には、だしとお酒で煮るだけで「常夜鍋」が作れるのでストックしていることが多いです。

自炊を続けるコツその7:野菜は冷凍を頼ろう

何種類もの野菜が入った生野菜サラダなんて、皮をむいたり切ったりする手間が掛かるし、材料も持て余すから一人暮らしや夫婦二人だけの自炊には向いてないです。冷凍野菜で作る温野菜サラダもおいしいですよ。

冷凍野菜は買ってくることもありますが、解凍後もあまり味が変わらない、かぼちゃやアスパラ、ブロッコリーなどは自分で冷凍することもあります。トマト缶もジッパー付きの袋で冷凍しておいて、使う分だけ折って使うことが可能。

自炊を続けるコツその8:「業務用」が意外と使える

大容量・低価格の「業務用食材」は、一人暮らしの自炊でも意外と使えるんです。

冷凍の業務用食品なら、「使い切れない」という問題も発生しません。特にオススメなのは、業務用の唐揚げ!

使い方をざっとまとめただけでも、こんなに。

  • 解凍して、そのまま夕食のおかずに
  • 黒胡椒をふったりからしマヨネーズ、わさびマヨネーズ、ポン酢につけるだけでも酒のつまみに・大根おろしと出汁で煮て、みぞれ煮風に
  • 甘酢で煮て、長ネギを乗せて油淋鶏風に
  • マヨネーズ・キャベツの千切りと合わせてパンに挟んで唐揚げサンド
  • 玉ねぎを加え、めんつゆで煮て卵でとじれば、親子丼風に
  • 甘酢とケチャップを加えて好きな野菜と炒めれば、酢豚風に
  • ごはんに乗せて、塩昆布と海苔をかけてお茶をかければ天茶風に
  • サラダに乗せて、塩ダレドレッシングをかけてもおいしい
  • 砂糖・醤油・みりん・酒と煮込んで照り焼き風に
  • いつものカレーや素うどんにちょい乗せすれだけでも

心置きなく、いつでも唐揚げが食べられる生活は嬉しいですよね。

あとは、冷凍庫にあると嬉しいのが、業務用のチャーシューです! これも酒のつまみにしたり、炒飯やラーメンに入れたり、サラダに加えたりできるので汎用性が高いです!

餃子も一人暮らしで手作りするのは手間だし、具材が多いためにお金もかかるので、冷凍餃子を買っています。コスパが良いし、自分で作るのと同じくらいおいしいです。

個人で業務用食材を買うなら業務用食材。手間の面でも価格の面でも、自炊をサポートしてくれそう。

「フーヅフリッジ」では業務用食材が購入可能。一個から業務用食品の注文が可能なので、個人でも利用できます

他にも冷凍野菜や、冷凍魚介類のラインナップも豊富なので、自分の好きな業務用冷凍食材を探してみるのも楽しそう。

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