日本ではOKでも海外ではNGなことって、、?

New York City, NYC, USA

日本ではごく普通のことだけど、海外ではマナー違反なこと。

実は意外とたくさんあるんです。

私がニューヨークに来てすぐは、何も調べてこなかったため驚くことがたくさんありました。

これを知らずに旅行や留学などへ行くと、恥ずかしい思いをしてしまうかもしれません。そこで、今回は日本人がよくやってしまいがちなマナー違反をご紹介します。

海外旅行や留学前の予備知識として、ぜひチェックしてみてください!!

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海外だととんでもない意味になる? NGな仕草

日本の仕草として代表的なのが、人ごみを抜けるときに手刀を切りながら「どうもどうも」などと切り込んで行くこと。海外から見ると、「あれは何だろう?」と疑問に思われることが多いようです。ここでは、そんな海外でやってはいけない仕草をご紹介します。

鼻をすする

風邪を引いたときなどに鼻を「ズズー」っとすすり上げるのはNG!

特にヨーロッパ方面では、かなり不愉快な印象を与えてしまうそうです。では、鼻水が止まらないときはどうしたら良いのか?

そんな時は思いっきり鼻を噛んで大丈夫です。

ニューヨークでは、女性でも男性でも堂々と鼻を噛むのが一般的です。

くしゃみをしたら「エクスキューズ ミー」

くしゃみをしたら「 エクスキューズ ミー」と小声で言うといいでしょう。マナー違反というほど厳密なものではありません。

ちなみにニューヨークでは、くしゃみをした時には、その人に対して「Bless you.」(神の御加護がありますように)と言います。

「God bless you.」と声をかけるのが習慣になっています。

手招き

日本では、手の甲を上にして「おいでおいで」としますよね。でも海外では、これが「あっちいけ」を意味することがほとんど。来て欲しいときは、手の甲を下にして「クイクイ」と手前に引きます。慣れるまでは、少し挑戦的なイメージがありますが、ニューヨークではごく普通です。

女性がお酒を注いであげるのは普通じゃない

日本では、会社の宴席などで女性が上司にお酒を注いで差し上げるのがひとつの形になっています。しかし、これは日本人社会だけで留めておいた方がいいです。

欧米では自分で注ぐ手酌か、その場のホストが注いで下さるもの。女性は笑顔でそれを頂く側で、女性が同席者へお酒を注ぐのは「夜のご商売の人」というイメージがあります。そのため、外国人女性にお酌を求めるのは、大変な屈辱ととられる場合がありますので注意しましょう。

ベジタリアンとノンベジタリアン

日本人は、おそらく多くがノンベジタリアンでしょう。「何でも美味しくいただきなさい」「食べ物を粗末にしてはいけません」という教育の結果だと思いますが、海外ではそうはいかない場合が多くあります。

卵や乳製品にアレルギーを持つ人たちの間だけではなく、マクロビオティックに代表されるベジタリアンやオーガニック、ナチュラルフードを好むヘルシー志向の消費者の間では、乳製品や卵などの動物性原料を一切使用していない食品(VEGAN)が選ばれています。

また、欧米では既に常識となっているグルテンフリー(GLUTEN FREE)食品もまた、ここ最近日本でもその要素をとりいれた食品が、じわりじわりと増えてきています。

近頃、ITで注目されるインドでは、12億人のおよそ6割がベジタリアンとされています。その理由は、「肉は不浄」「肉を食べると体が熱くなり、怒りが生まれるので平和が壊れる」というヒンドゥ教の宗教観に基づいたもの。その他、欧米などでも地球環境や、自らの信念によってベジタリアンになった人が多くいます。

ヒンドゥ教の場合、肉を取り除けばいいのではなく、肉を触った食器はもう穢れてしまってアウトという厳しいもの。そのため、海外の人と会食の機会があった場合は先方の宗教を確認することが必須です。

宗教を確認するのは日本人にとって少々タブーなイメージがありますが、会食の際にその人だけ何も食べるものがない方がよっぽどNG。

ナプキンはぐしゃっと

レストランで席に用意されたひざに置くナプキン。これは口元や指をふいたりして遠慮なく使い汚して良いものです。

会計を済ませ、席を立つ時に几帳面な日本人はきちんと四角にたたんで戻す方もいますが、これは「不味かった。二度と来ない」という意味なので気をつけましょう。ではどうするのかと言うと、そのくしゃっとしたままテーブルに置いて構いません。

ニューヨークは店内でタバコを吸うと罰金

飲食店など家内の公共の場では全面禁煙でしたが、2011年から公園やビーチなどの野外でも禁止になり、今や喫煙できる場所はほとんどありません。

アメリカのどの都市よりも厳しいルールなので、ニューヨークを訪れる際は十分に注意しましょう。

ニューヨークの飲酒ルール

喫煙と同様に、日本と同じ感覚でお酒を飲もうとすると法に触れる場合があります。

日本人が最も注意が必要なニューヨークの飲酒ルールは、野外での飲酒が法律で禁止されていること。つまり、公園、ビーチ、電車やバスなどの乗り物の中や歩きながらの飲酒も禁止されています。

また、ニューヨーカーは酔っ払いに対して日本ほど寛容ではありません。

人前で酔っ払って周りに迷惑をかけるなんてことはダサいのでマナーをまきわえ、節度をもってお酒を楽しみましょう。

まとめ

場所によって、マナーには随分と違いがあります。しかしちょっと気をつけるだけで、お互いが気持ちよく過ごせるはず。ぜひ参考にして下さいね。

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