
世界中の誰もが知る、大都会ニューヨーク。
常に世界の最先端を行き、観光地としても常に人気のニューヨーク。そんなイメージをあなたも持っていませんか?
観光地としても行くべき所、見るべきものがたくさんあります。そんなニューヨークに旅行者として来たことがある人は多いんではないでしょうか。
しかし観光者としてではなく、実際にニューヨークに住んで働くとしたら、一体どんな感じなのかな?と、一度は考えたことはありませんか?
毎日たくさんの人々が夢を持ち、希望を持ち、世界中から集まって来るこの街ニューヨークで働くことのメリットとデメリットを、ニューヨーク生活5年目の私の実体験をもとに紹介したいと思います。
まずニューヨークで働くメリットについてお話しします。
メリット1:日本人でも自然になじめる街
「人種のサラダボール」と言われているほど、ニューヨークには様々な人々が混じり合っています。世界中から人々が移り住んで来る、移民の街です。
ニューヨークへ来る人たちの理由は、難民として移住したり、留学や仕事のためなど様々です。
飛び交う言葉も様々で、英語もそれぞれの国のアクセントが強く出ています。
実際、私が話す英語もアメリカ人からすれば、聞き取りにくいかもしれません。
日本人が話す英語は「ジャパニーズイングリッシュ」と言われたりします。
メリット2:チャンスがどこにでもある
日本では年齢制限を設けている会社があると思います。「新卒有利」などもそうですが、アメリカでは転職することはマイナス点ではないということ。
転職することがキャリアアップとして当たり前という風潮があるので、年齢制限はまずありません。
仕事を探す際、日本では当たり前とされる、年齢や性別、出身を問われることはありません。履歴書に写真を貼ることもないです。それらの材料で採用、不採用の判断をすることは違法だからです。
ということは、何歳になってもチャンスはいくらでもあるということ。
いつでも誰にでもチャンスがあり、もちろん実力主義なので実力があれば上を目指せるというのは、やはり夢がありますね。
この夢を掴みに、世界中から人々が集まってくると言っても過言ではないでしょう。
メリット3:残業が少ない
残業することを好まないアメリカ企業は多いと思います。
日本の職場では残業が当たり前のところも珍しくありませんが、アメリカではサラリーマンでも時給制が多く、残業になると通常の時給×1.2倍程の時給で働くことになります。
その為、給料の支払いも当然増えるのであまり好まれません。
逆に時給制ですから、「明日は仕事がないから来なくていい」といったように急に会社が休みになることもあります。
アメリカでは社員や課長などの役職につくと、時給制ではなく固定給になる場合が多いです。固定給だと、自ら残業しても給料は上がらない為、こう言った理から昇進を拒む人も多くいます。
デメリット1. :高騰する家賃
現在マンハッタンで、Studioと呼ばれるワンルームでも月の家賃は安くて2千ドル(およそ21万円)くらい。
エレベーターとドアマンつきの近代的なビルだと3千ドル以上することもあります。
マンハッタンに比べブルックリンやクイーンズは比較的、物価は安めですがこのところ再開発が進み、マンハッタンとさほど変わらないほど家賃が上がり続けています。
「こんなに家賃が高いと住めない」と思いますよね?大丈夫です。家賃にお金をかけたくないという方にはルームシェアがオススメ。
現在では独身者が多くアパートメントシェアをしている人はとても多いです。
かつてシェアといえば、学生がするものでしたが家賃の高騰により、社会人でもルームシェアするのが珍しくなくなりました。
人の紹介やインターネットの掲示板などを通してルームメイトを見つけるのが一般的です。
デメリット2:チップ文化
ニューヨークでチップを置くということは、ニューヨークでは日課の一つ。
レストラン、バー、クラブ、キャブ、ビューティーサロン、または荷物を持ってくれただけでもチップを渡します。
ニューヨークではチップとはサービスに対するお礼と言うよりも、加算されて当然の料金です。レストランでは通常、20%以上のチップを置くのがマスト。
まとめ
メリットもデメリットも同じくらいあるこの街ですが、本当の意味で他者を受け入れ尊重するという大切なことを身につけることができるのではないでしょうか。
ニューヨークへ転職するにはニューヨークの求人状況は日々変化しています。ニューヨークへの就職・転職が気になっている人は、まずは転職サイトでどのような求人が出ているか見てみましょう。求人を見れば、求人職種や給与、待遇の傾向がつかめてきます。そうするとニューヨークで働くあなたのイメージが具体的になるので、就職・転職の成功率はぐっと高まりますよ!