ニューヨークの経済壊滅の危機?

こんにちは、Manaです。

こちらニューヨークは現在、たくさんの店舗、オフィスがクローズし壊滅の危機にあります。

JCペニー、ケイト・スペード、サブウェイ、ル・パン・コティディアンといった大型チェーン店がマンハッタン中心部の店を完全に閉鎖しました。

日本でも人気のヴィクトリアズ・シークレットやGAPなど大手ブランドの多くは他州で営業を再開する一方、マンハッタンの旗艦店では今も休業を続けています。

これまでマーケティングのためにはブランディングや立地が重要という考えでやってきたところも、ニューヨークのばか高い出店コストはもはや割に合わない。

ニューヨークに集まる多数の旗艦店やチェーン店、有名レストランが桁外れに高い家賃やその他のコストを甘んじて受け入れてきたのは、ニューヨークという都市が世界的なブランド力を持ち、大量の観光客と通勤客を確実に吸い寄せてきたから。

ところが、この数カ月でニューヨークは様変わりしてしまった。

ソーホーから5番街、マディソン・アベニューにかけて店が立ち並ぶマンハッタンの目抜き通りは、以前とは打って変わって今ではほとんど人を見かけない。

出勤する会社員は激減し、富裕層の多くは別荘に避難した。

店の多くは休業したままで、完全に店をたたんだところも少なくない。

営業している店も客足は低迷している。

観光客もいないニューヨークの経済は完全に壊滅の危機にあります。

私が勤務するマンハッタンのど真ん中にあるミッドタウンの店舗も普段は交通の便がいいこともあり、たくさんの方にご来店いただけていました。

オフィス街ということもあり、仕事帰りにまつ毛付けにきたよーというニューヨーカーは現在、ニューヨークを離れ別荘に移住。

美容のためにわざわざ遠くから来ていただいていたお客様もぱったりと客足がとまりました。

ロックダウン後リオープンしてから、以前の三分の一にも満たないほどに。

現在のニューヨークの経済状況で、お店を継続できているだけすごいことなのです。

ここまで経済が止まってしまったニューヨークの経済が復活するまで、早くて5年はかかると言われています。

今後、またロックダウンになったりリオープンできない期間が続くと、さらに5年以上はかかるでしょう。

しかし、下ばかり見ていられないのが現実。

どうにかしてこの現状を突破しなくては、本気でダメになってしまう。

そう考えた私たちは、ビジネスをするには好立地なミッドタウンという立地を手放すことにしました。

手放すと言っても簡単ではありませんでしたが。笑

重荷になっていたものを手放すことで、新たな道が開けた。

そして、重すぎて身動きが取れずらかった足かせを自ら外すことで身軽になりどこまででもチャレンジできる。

それに気付かされた今、先が見えず真っ暗な暗闇から一本の光が見えました。

そして一人じゃない、仲間がいる心強さ。

今の私たちに、怖いものはない!!笑

日本も自粛要請が出されたと聞きましたが、すぐ近くに愛する家族がいる方、守るべきものがある方、仕事を失い先が不安という方、それぞれが抱えている問題は違えど、遠く離れた土地で這いつくばって頑張っている私たちを見て、少しでも自分たちの持っているものや大事なものが近くにあることを思い出して、生きる気力にしてほしい。

何もせずに先ばかり見て不安になっていても仕方ない。

どん底にいるからこそ見えるものもある。

今できることを精一杯フォーカスして、明るい未来に向かって進むのみ!!

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください