【え、そうなの!?】知ってびっくり、日本と海外のカウンセリングの違い

今日は日本でのカウンセリングとニューヨーク流のカウンセリングの違いをお届けいたします。
お店に外国人のお客様が来てカウンセリングに自信をつけたい方や海外で働いてみたい方はぜひ、参考にしてみてください。


ニューヨークで働いてみて、まず大きく違ったのはカウンセリングの仕方でした。

初めて行くお店でマツエクをつけると想像してみてください。
マツエク自体初めての方は、マツエクとはどんなものか、どんな種類があるのか
担当者の方が一から教えてくれると思います。

そして、どんな仕上がりを希望されているのか。

自分がなりたい目の理想の写真を見せたり、
もしお顔にコンプレックスがある方ならコンプレックスの解消だったり
ナチュラルがいい!やボリュームが欲しい!など、
ある程度、担当の方と相談した上でスタイルを決めていくのが主流だと思います。


ニューヨークではどうでしょうか?


初めてマツエクされる方にマツエクとはどんなものか、種類などの説明をしていると
聞いていない方や説明が長いとスキップしたがる方がいます。笑

慣れない頃は、私の説明が長かったのかな?と反省したり、
もっと伝わりやすい言い方はないか。など考えたりしましたが、
これは忙しいニューヨーカーあるあるなんだなと思います。


「小難しい話はいいから早くやって」と言わんばかりに
カウンセリングの最中でも携帯に夢中になって話を聞いていない方なんてざらにいます。笑


そして、初めてご来店された方のカウンセリングで
「今日はどんな感じにしたい?」と聞くと
「あなたに任せるわ」とサラッと言われます。

ニューヨークに来てすぐの頃は、「あなたに任せるわ」と言われても、
あなたの好きな感じもわからないし、理想像も掴めていないのにお任せなの?と
不安になりながら対応していたのを思い出します。笑

なので必死にお客様の服装や髪型、メイクを見たり、何気ない会話の中から好きそうだなと思うスタイルに仕上げるための観察力は自然に身についていきました。

美容師などのテクニシャンの方ならお分かりだと思うのですが
初めてのご来店なのにお任せ?と不思議に思われた方もいると思います。


ニューヨークでは、初めてのお店でもお任せ!と注文するのは珍しいことではありません。


もちろん、自分の希望やなりたい目元の写真を見せる方もたくさんいますが、
お任せ!と言われても焦らないようにしましょう。笑


ニューヨークで働いたからこそ磨かれた観察力や
お客様が求めていることをどう叶えてあげれるか。

お客様が希望するスタイルに仕上げるのはもちろんのことですが、
観察力を身につけることで、いつもとは違うスタイルを提案できたり、
お客様が知らないもっと可愛く&綺麗に見せれるスタイルを提案できるようになります。


この担当者に任せたら間違いない!とお客様に思っていただくには、
技術だけでなく、提案する力も大事になってきます。

お客様の魅力を最大限に引き出すには、どのデザインがいいのか。
長さ、太さ、本数など、考えながらつけていくのは慣れるまで難しいですが、
仕上がりを見てすごく喜んでくれるとその分、嬉しさも倍増♡


「お任せ」と注文され、お客様の期待に応えられた時は100%次回も私を指名して来店されます。

ニューヨークでは、「このサロンに行けば理想の仕上がりになる」と思ってお店に通う感覚とは違い、「この担当者に任せたら間違いない」からこのお店に通ういう言葉選びの方が合っている気がする。

だからこそ観察力を鍛えたり、お客様に寄り添うことがとても大事なことだなとニューヨークに来て、改めて感じました。
そして何より信頼していただけることってテクニシャンとして、とても光栄なこと。

次はどんな提案をしようかな?と考える時間だったり、

私自身が次に会うのが楽しみでワクワクさせていただいたり♡






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