【マツエク事情】ニューヨークと日本のマツエクの違い

こんにちは、Manaです☺︎

ニューヨークでアイデザイナーをしている私ですが、実は日本ではアイデザイナーとしてお仕事したことはなく、お客さんとしてマツエクをつけに行ったことはあるのですがニューヨークに来た当初、マツエクの価格の高さにびっくりしたのを覚えています。


ニューヨークに来た際に、まつ毛を綺麗にしたい方も、いつかニューヨークで働いてみたい方もぜひ、参考にしてみてください♡

日本ではもうすっかり定番という言葉を越えているかもしれないまつ毛エクステ、マツエクですが、現在のようなスタイルになったものは2000年前後にもともと韓国から伝わってきたもので、こちらアメリカではまだまだ伸びつつある市場です。


とはいえアメリカは広く、地域により浸透度に違いがあるとは思いますので、ここではあくまで個人目線のニューヨークのマツエク事情をお伝えします。


まだまだ高価格

日本と違いニューヨークでのマツエクの相場は日本円にして13,000円ぐらい。

1万円をきるサロンはまだまだ多くありません。

そこまでクオリティーを気にしないのであれば、安くで付けれるお店もありますが、自まつ毛へのダメージは半端ないと思うのでお勧めはしません🙅‍♀️


特に日本人の方はどんなに長く海外にお住まいの方でも日本の商材で日本人の目の形やデザイン、スタイルに詳しい
日本人のアイデザイナーさんに安心してお願いしたいという方がほとんど。

ですので、日系のマツエクサロンでは個人でされている方でない限り、フルセット 80本/片目 の通常料金を10,000円以下の設定で提供されているサロンはまだ存在しないと思います。

日本ではサロンの数が飽和状態にあり価格競争などが起こりつつあると聞きましたが、まだまだこちらではヘアサロンなどに比べるとマツエクサロンの数がそこまで多くはありません。



ボリュームラッシュ

通常のエクステは自まつげ1本に自まつ毛よりも太い1本のエクステを付けて、目元を華やかに、ボリュームを持たせるものです。


今、日本でも話題のボリュームラッシュは、通常のものよりも細い、ほぼ自マツゲと太さの変わらないエクステを使い、1本に2D=2本、3D=3本……と複数の束のエクステをつけることにより、元のまつ毛がまばらで隙間を埋めたい方、もっともっとボリュームを出したい方、もしくはその細さを生かしてより自然に仕上げたい方に好評の欧米発の技術。

特に南米系の方や黒人系の方、ゴージャスなキレイな感じがお好きな方、バービーを連想させるお人形さんのような感じが好きなロシア、ウクライナ系の方には人気があるようです。


ただ、新しい技術だと起こりうることですが、こちらでもボリュームラッシュの技術をされるサロンとそうでないサロンは分かれていますので、たまにボリュームラッシュをされてすごい惨事になっている方にお会いすることも…

自然な感じに見えるように直して差し上げる機会を頂くことがあります。

このような機会はあまり喜ばしいことではないので、自まつ毛の健康のためにも、施術を過剰に頻繁に行うことは避けていただきたいとアイデザイナーさんなら皆さん感じてらっしゃることでしょうから、サロン選びは慎重にお願い致します。


あくまでナチュラルにキレイに

こちらの大人の女性にはあまり ”カワイイ” の文化はありません。
10歳までのお嬢さんや、10代でもキュートやカワイイ感じのキャラクターなどが好きな女の子、コスプレなどが好きな女の子などは別とします。

スカートなどをはいていて女の子らしいという意味ともまた違うのですが…. “ Kawaii ” は英語になっているぐらいですから日本やアジアを象徴し、表現したイメージになっているようです。



しかしながらこの傾向は住んでいると伝染してくるのか、もともとそうだからここに移り住むのかはわかりませんが、アジアの方、日本人の方でも、カワイイ感じじゃなくてキレイなナチュラルな感じにしてくださいというご注文が1番多いです。

実際に欧米の方でもキレイなナチュラルな感じが1番人気なので、通常のエクステでも自まつ毛が十分にあれば 80本/片目 が1番少ない本数になることが多いです。


そして、Cカールでもカールは控えめで目頭よりも目尻の方が長いキャットアイが人気です。

日本ではブラウンなどのカラーのマツエクが人気ですが、ニューヨーカーは濃く!パッチリ!にしたいので、断然ブラック推しです。

マツエク事情にもヘアサロン同様の保守的さが作用しているアメリカの方、ゴージャスさが大好きな南米、黒人系の方、お人形さんがゴールなのでは?と想像されるロシア、ウクライナ系の方…。

細かいトレンドやテクニックの違いは更新されていくようですが、流行に左右されないそれぞれ王道のコンセプトが存在するようです。



以上、日本とニューヨークでの価格の違いやマツエク事情をシェアさせて頂きました。

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